1977年東京都生まれ。
2008年広島市立大学大学院芸術研究科造形芸術専攻満期退学。
2009年以降粟津画廊で3回(東京)、2010年「レスポワール展」(銀座スルガ台画廊 / 東京)など個展多数。
2016年「第4回郷さくら美術館 桜花賞展」(東京)、2019年「子どもへのまなざし」(東京都美術館)などグループ展に多数参加。
2004年以降春の院展12回、2006年以降院展13回入選。
2015年第70回春の院展奨励賞受賞。
Born in Tokyo in 1977.
Withdrew from the doctoral program after fulfilling the credit requirements at the Graduate School of Hiroshima City University Graduate School of Arts in 2008.
Held numerous solo exhibitions including at Awazu Gallery / Tokyo, three times after 2009, "L'espoir" at Ginza Surugadai Gallery / Tokyo in 2010.
Participated to various group exhibitions including "Sato Sakura Museum-the 4th Sakura Award Exhibition" in Tokyo in 2016, "Artists Look at Children" at Tokyo Metropolitan Art Museum in 2019.
Accepted 12 times for Inten Exhibition of spring after 2004, also 13 times for Inten Exhibition after 2006.
Won Encouragement Prize at 70th Inten Exhibition of spring.
作品
母子像をはじめ、女性や子どもを描くことが多いです。
人物の姿を通して、かけがえのないものに対する思いや、生命の奇跡など、目には見えないけれど大切なものの存在を描きたいと願います。
誰もが通過する子ども時代や、母親や家族との時間は、瞬く間に過ぎ去ってしまうものであるが故に、そこにかけがえのない愛しさを感じます。
また、描くことによって、忘れていた記憶のかけらと出会えることがあり、自分は独りではないのだと改めて気付かされたりします。
「詩のはじまりは、神様へのおいのりだった」という、詩人の金子みすゞさんの言葉がずっと心に残っています。
絵の始まりも同じなのでないかと思います。
大切なものの存在を描くとき、お祈りをするような気持ちになります。
I tend to mostly depict women and children, and many mother-child images.
Through the human form, my goal is to capture the things that cannot be seen by the eye but nevertheless are important, such as feelings about precious things in life and the miracle of life.
I feel a precious love for the childhood days everyone experiences and the time spent with mother and family.
These days are particularly precious because they go by in a blink of the eye.
And through the act of painting, I rediscover fragments of forgotten memories and remember that I am not alone.
Poet Misuzu Kaneko's words, "The first poems were prayers to God," have resided in my heart for many years.
And I believe the same is true for the first paintings.
When I paint something precious, I feel as if I am praying.
EXHIBITION
「春風―日本画4人展―」開催予定
会期:2021年2月1日(月)~2月6日(土)
会場:画廊宮坂
Date: Feb. 1 (Mon.), 2021-Feb. 6 (Sat.), 2021
Venue: Gallery Miyasaka
詳細はこちら
PROFILE
◆略歴
1977年 東京都生まれ
2008年 広島市立大学大学院芸術研究科造形芸術専攻満期退学
◆個展
2008年 新生加奈博士後期課程研究発表展(広島市立大学芸術資料館)
2009年 個展(粟津画廊 / 日本橋)
2010年 レスポワール展(銀座スルガ台画廊 / 東京)
2011年 個展(粟津画廊 / 日本橋)
2012年 個展(岐阜タカシマヤ)
2012年 個展(ギャラリー広岡美術 / 神田)
2013年 個展(粟津画廊 / 日本橋)
2013年 個展(福屋八丁堀・広島)
2014年 個展(ギャラリー広岡美術 / 神田)
2015年 色彩譜(ANCHORET / 広島)
2016年 個展(ギャラリー広岡美術 / 神田)
2020年 個展(横浜タカシマヤ / 神奈川)
◆グループ展
2004年~毎年 芸美会展(福屋八丁堀本店 / 広島)
2008年、2009年、2010年、2011年、2012年 光華の会(山下画廊 / 東京、天満屋 / 広島)
2010年~毎年 春風 -日本画四人展-(画廊宮坂 / 東京)
2010年 広島市立大学日本画選抜展(八千代の丘美術館 / 広島)
2011年 ふたり展 -宮野孝司・新生加奈-(岩勝画廊 / 愛知)
2011年~毎年 煌の会(銀座スルガ台画廊 / 東京)
2012年 ドローイング展(粟津画廊 / 東京)
2014年 七夕展(藤い屋宮島本店 / 広島)
2015年 其々の景色 -広島市立大学選抜作家による日本画展-(新宿高島屋 / 東京)
2016年 日本画の予感展(画廊るたん / 東京)
2016年 Flag of West 2016(佐藤美術館、森田画廊 / 東京)
2016年 第4回郷さくら美術館 桜花賞展(東京)
2019年 子どもへのまなざし(東京都美術館)
◆受賞
2004年 春の院展初入選
2006年 院展初入選
2006年 雪舟の里総社墨彩画公募展入選
2007年 春の院展初入選
2007年 院展初入選
2008年 春の院展初入選
2008年 院展初入選
2009年 春の院展初入選
2009年 院展初入選
2011年 春の院展初入選
2011年 院展初入選
2012年 春の院展初入選
2012年 院展初入選
2013年 春の院展初入選
2013年 院展初入選
2014年 春の院展初入選
2015年 春の院展初入選
2015年 院展初入選
2015年 第70回春の院展奨励賞受賞
2016年 春の院展初入選
2016年 院展初入選
2017年 院展初入選
2018年 春の院展初入選
2018年 院展初入選
2019年 院展初入選
2020年 春の院展初入選
2020年 院展初入選
ONBEAT掲載号:Vol.13(12月24日発売)